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2008.4.10

陸奥新報 2008年4月10日号に掲載されました



(記事内容)
▽寝相は導引術の基本 ─ 老廃物や疲れ取れる ─
春うららかなこの季節、皆さまいかがお過ごしでしょうか。東北も長い長い冬を越えて、やっと春がやってきましたね。
この連載を読んでいただいている読者の方から「導引術って実際どんなものなの?」「ヨガのようなもの?」「体が硬いけどできるのかしら?」といったお声をいただきました。そこで今回は、子供の動きの中から導引術について分かりやすい例をお伝えしたいと思います。

お子さんをお持ちの方は日常的にご覧になっていると思いますが、お子さんが寝ている姿を思い出してみてください。あっちへゴロゴロ、こっちへゴロゴロ、実によく動いているかと思います。うちの子は寝相が悪くて、と心配されなくても大丈夫。実は、これはお子さんが寝ている間に自然にしている導引術といえるのです。
昼間使わなかった体の節や筋を、ゴロゴロ動きながら伸ばしているんですね。動きのクセでたまった邪気(老廃物や疲れ)が、こうすることによって取れ、また次の日は元気に過ごせます。子供は元気、という理由は、こんなところにもあるのですね。
このような子供のあるがままの姿、寝相のような自然な体の動きが、実は導引術の基本であり、これがまさに“気の導引術”なのです。
子供とは逆に、大人は寝ている間、ほとんど動かなくなってきます。このほとんど体が動かない状態というのは、体の気が流れていない状態なのです。寝過ぎると体が重いと感じられるのは、このことも原因なのですね。

このように、人間は大人になるにつれて子供のころのような自然な動きを失ない、さまざまな動きのクセなどによる体のひずみを抱えるようになります。このひずみがなければ、人間は健康で人生を楽しみながら生きていけると考えたのが古代中国の人々であり、それによってできたのが導引術なのです。
難しく感じられるかもしれませんが、導引術は決して難解なものではありません。なぜなら、私たち人間が本来の姿を保つための本当に自然な動きだからです。

あなたも自然な動き、導引術で自分の気を巡らせてみませんか?
導引術で気が巡るのを感じると、本当に気持ちがいいですよ! 弘前でも導引術の指導を行っています。詳しくは日本道観仙台〈道〉学院(TEL:022―742―3655)へ。
(日本道観東北支部仙台〈道〉学院主任)


陸奥新報 2008年4月10日号に日本道観の記事が掲載されました。
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