気 ki 

「気」とは、私たちのまわりのすべての物に存在しています。

それは人間や動物などの生きているものだけでなく、
水にも、木にも、石にも、机にも、
ありとあらゆる物が「気」でできていると考えるのが、
中国の古代の「気」の思想です。

「気」といえば、気力とか精神力のようなものと捉えられやすいですが、
それだけでなく、すべての物質の存在に関わるエネルギーとか、
物質をその物質として存在させている根源的なものです。

そして「気」とはこれです、といって目に見せることができません。

在ることは在るけれど目にみえず、触れることもできないのが「気」。
ですが、私たちのまわりで起こるすべての現象はこの「気」の作用なのです。

ですから、私たち人間が
仕事にチャレンジして成功したい、
人とのコミュニケーションをもっと自然にしたい、
小さなことでくよくよしない明るい自分になりたい、
家族仲良く楽しい人生を送りたい、
など、
充実した楽しく明るくポジティブな人生を望まれるなら、
この「気」を味方につけることが何より大切なのです。

人間本来の「気」、「元気」を大切にし、むやみに消耗することなく
自然な流れで体内に循環させて滞りをつくらないことが
とても大切なのです。

日本道観では
気を味方につけて、明るく元気に楽しい人生を開いていただくための
タオイズムの3つの「気のトレーニング」を
ご紹介しています。

 

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