これからの時代に必要な、宇宙の中に生かされた人間という視点「道」TAO

今回の東日本大震災を越えて、日本も日本人も、そして世界も大きな岐路にたたされています。
これまでの経済至上主義による人類の幸福追求の価値観は、大震災による地震、津波 原発事故によって大きく揺らぎ、人々は不安を抱えて新たな指針を探しています。

あわせて予想されていたアメリカとヨーロッパの景気への不安感が急激に現実のものとなり、アジアも含めた世界経済は大きく揺らいでいます。

これまで何度も警鐘をならされていたとはいえ、まだ大丈夫とどこか安易に時をすごしてしまった私たちの目の前で起きてしまった大震災、さっきまでの当たり前の日常生活すべてを一瞬にして運び去ってしまった津波。 

原発の事故は人間のコントロールできる限界を超えて多くの放射性物質で日本を汚染し、また国内だけでなく世界にも汚染を広げ、これから長い年月、私たちの日々に不安を与えてゆく事でしょう。

また世界経済もこれまでの基盤を失って、がらがらとくずれようとしています。

私たちは、これからどう生きてゆけばよいのか、今こそ本気で考える時が来ているのです。
今、命を残された私たちは、今回の悲しい天災に学ばなければならないのです。

そしてその学びを生かし、これから開ける未来にむかって、より良い社会をつくり、次の世代へ引きついでゆかなければなりません。


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