早島正雄著　ツキを呼び込み、金運をつかむ「気」の最強パワー　より

 部屋を広くつかうと「気の流れ」が良くなる
日々の生活で私達が使っている空間やスペースの感覚というものは、場所がかわり、環境が変わってもついてまわるものだ。
たとえばいつも四畳半で生活している人が海外旅行に出かけ、ホテルの広い部屋に泊まったりしても、無意識のうちにその広い部屋の一隅、四畳半くらいのスペースの中に持ち物を置く。　つまりそのスペースの中で行動してしまうという経験をお持ちの人も多いと思う。

同じように、都内の大変狭いマンションにすんでいた人が、郊外のちょっと広めの家を建てて引っ越して、しばらくたつと、車の運転もおおらかになって、かわってくる。 車間距離が以前よりひろくなり、ゆったりと運転するようになる。

もちろんこれは、住環境だけでなく、その人間のスケールということにも影響してくるもので、日頃の生活環境が、細かなクセや、車の運転にあらわれてくるのは、環境が変われば、車の運転のしかたやクセも、変わってくるというものだということである。

ここで話したいのは、狭い空間では「気の流れ」が極端に悪くなるということ、そのためには、自分の住んでいる家や部屋は、できるかぎり広く住まうように工夫することである。　つまらぬ物でごたごたと狭い部屋にならぬように気をつければ、ゆったり、おおらかにすめるようになる。

そうすると自然に「気」がよくながれるようになり、精神も安定し、健康もよくなるし、金の寄ってくる「気」の体質をつくっていくための、大切な基礎訓練にもなるのである。